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藤幼稚園のはぐくみタイム

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2012年1月25日(水)
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     自然の営みに感謝
 
 幼稚園の園庭にはどんぐりやさくらんぼの木があります。他にもいろいろな木がありますが、1〜2月の園庭は木の幹の半分ぐらいまでが雪に隠れてしまうほど、雪がたくさん降り積もります(今年も雪の量が多いように感じます)。
春は葉っぱが萌え始め、夏は緑濃く茂り、秋になると最後の葉が落ち、すっかり裸の木になり、冬を迎えます。この真冬の厳しい寒さの中、木の芽があることを図鑑の写真などでよく見ることがありますが、実際によく見てみると枝の先に小さな芽がふくらみはじめているのが分かります。とても可愛いです。季節がめぐることが当たり前のように思うけれども、木の生命力、自然の営みはすごいものだと感じます。
 話は変わり、花川から倶知安へ車で移動する冬道の時間を計ってみると2時間半かかります(休憩を入れて)。吹雪の日もあれば、晴れの日もあり、その日によって天候が変わりやすいです。先日、小樽回りで稲穂峠まで来る時、トンネルの入り口までは晴れていたのに、トンネルを抜けたら吹雪でした。これにはちょっと驚きましたね。
しかし、晴れた日の雪化粧の山と青空を見ながらの運転は、運転の疲れを忘れさせてくれるほど、素晴らしい景色を眺めることができます。幼稚園に着いた時、雪のお山で楽しそうに遊んでいる子どもたちのグランドに響き渡る声を聞くと、また運転の疲れが抜けていくような、平和な気持ちにさせてくれます。
 この寒さ・・・、考え方によっては我慢も必要です。園では少しずつですが卒園進級に向けて準備をしています。あともう少し我慢すれば確実に春が近づいてきます。忍耐と希望を持って冬を過ごしていきましょう。

                                                        園長 千葉円哉

2012年1月19日(木)
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              新しく生きよう

新年、明けましておめでとうございます。寒さが厳しい雪の多い年明けとなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 クリスマスの喜びのうちに新年を迎えられるということは、私たちにとって二重の喜びであります。まさに、恵みに恵みが加えられるような気持ちになります。
 昨年は、東日本大震災があり、多くの人々が苦しみを抱え、痛みを負っています。このような状況の中で、復興に向けて「新しく生きよう」とする希望、姿勢が伝わってきます。
 幼稚園の子どもたちも、もしかすると大人以上に「新しく生きよう」という気持ちを感じ取っているかもしれません。私たち大人は日々の生活を漫然と過ごしがちなところがありますが、子どもたちは、日々、新しい心を持って、目を輝かせながら話しかけ、寄り添ってきます。
 3学期が始まりました。また、園舎の中に子どもたちの元気な声が響き渡ります。そのような子どもたちを新たな気持ちで迎え、悲しいことや苦しいことがあってもいつも希望をもって、喜びを感じながら過ごせるように・・・、そんな思いでいます。                                                                                  
                                                    園長 千葉円哉

2011年11月25日(金)
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 カトリックの幼稚園では、クリスマスの4週間前から待降節(advent)に入ります。アドベントクランツに四本のろうそくの火が灯るまでに、イエス・キリストの誕生について子どもたちに話し、神様にお祈りを捧げながら、聖劇の練習に励みながらクリスマスを楽しみに待ちます。
 この頃になると、クリスマスを祝う子どもたち歌が保育室から響き始める時、今ここにある幸せを感じます。クリスマスが近づいてくると、心がときめくような嬉しさを感じながら聖歌を口ずさむ時もあります。
 待つ喜びの表現として、その幼稚園によって違いはありますが、クリスマスツリーを飾ったり、壁面を飾ったり、幼稚園の玄関や保育室に馬小屋セット(聖劇の最も大切な場面を象徴したもので、赤ちゃんのイエス様がお生まれになられた馬小屋と人形)を飾りながら、子どもたちはもうすぐ近づくクリスマスの雰囲気を感じながら過ごすのです。
 寒い夜、安らかな眠りも出来ずに暗闇にいる羊飼いは、例えて考えてみますと、私たちの仲間であったり、保護者であったり、時として自分であったりするような気がします。
天使から告げられた大きな喜びを恐れず受け止め、探し当て、神をあがめ、賛美して帰っていったのも羊飼いでした。そんな羊飼いの姿に私たちも学ぶところがあるように思います。
 幼子イエスについて語った喜びの知らせを、私たちの周りの方々にも知らせ、子どもたちと共に祝うクリスマスを迎えたいと祈りつつ、その日を待ちましょう。                         
                                                              園長 千葉円哉

2011年10月27日(木)
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 11月7日(月)カトリック倶知安教会創立100周年の記念日です。教会では、去る9月23日(金)秋分の日に創立100周年の記念式典を執り行いました。
 教会は、1ヶ所目は1911(明治44)年に現在の南5条西1丁目(ビクトリアステーション)に、2ヶ所目は1924(大正13)年に南3条2丁目(第一会館付近)に、3ヶ所目が現在建っている教会で1954(昭和29)年に新築移転をされ、この時に幼稚園も併設されました。
 藤幼稚園は1955(昭和30)年に開園ですから、園舎が出来てから今年で56回目の誕生日となるわけです(新園舎は2006年に落成)。歴史を感じますね。
 その当時に園で働いていたシスターや職員で記念樹として敷地の回りに白樺の木を植えられました。卒園児で、今、職員として働いている先生方が幼稚園に通っていた頃は、白樺の木はもっとたくさんありましたが、カラスが巣を作ったり、倒木の危険などでほとんど伐採してなくなりました。教会の門の所にある白樺の木や、中庭にある3本の白樺の木(その内の一つは木の根として残し、今は子どもたちの遊具の一つとして遊んでいます)が当時を偲ばせます。
 教会の土地に幼稚園舎建てられたお陰で今の幼稚園が続いてきていることへの感謝の気持ちとお恵みを忘れることなく、これからも子どもたちや保護者の皆様と共に地域に開かれた幼稚園作りを目指していきたちと思っています。
 紅葉が始まる頃、羊蹄山は雪化粧が見られます。この光景も毎年変わらずに続いてきていたことでしょう。園庭遊具の雪囲い、外遊びで使っていた遊具の片付けなど、冬に向けて準備が始まりますが、子どもたちは風邪をひかないで毎日元気に過ごしていけるようにと願っています。
                                                                    園長 千葉円哉

2011年10月7日(金)9時17分
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 カトリック教会では、世界中で10月は”ロザリオ”の月と呼ばれています。ロザリオのロザは英語のrose(ばら)と訳されますが、教会では、祭壇の前にバラの花を飾り(バラの他にもいろいろな花を飾っているところもあります)、世界の平和を願ってロザリオの祈りを唱えます。
 ”ロザリオ”は聖母マリアへの祈りを連ねて唱える事によって、聖母マリアに霊的なバラの冠を捧げる祈りを指す言葉であると同時に、その祈りの際に、回数を確認するために用いる数珠状の用具の名称でもあります。幼稚園の玄関ホールに聖母マリアのご像がありますが、そのご像の後ろにおおきな数珠状のものがかかっているのがロザリオです。

 幼稚園では日常の保育の時間の中で、「せかいのみんながなかよくなるように」、「せかいのみんながよいこになるように」と願いながら、子どもたちにお祈りを通して「平和」とはどういうことかを感じ取っていくのではないかと思います。
 秋(10月)は収穫の時でもありますが、収穫のお恵みに感謝するとともに、世界の平和を願いながら10月を迎えていきたいです。

2011年7月1日(金)0時0分
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          『 止める、止まる・・・意志の力 発揮 』

 自然界に生命力溢れるこの季節、子どもたちの毎日もエネルギッシュです。

 春には、被る度に苦労していたカラー帽子も、今では走りながらでも(一刻も早く外遊びに出たいからなのです)上手く被れます。
 転ぶことが少なくなって、思いっきり走れるようになって(手を振りながら足で地面を蹴るポーズが板についた感じ)、スピードアップしてきたみたい。
 折り紙活動の時は、難しいと思う場面でも諦めないで(ヤッパリ自分が作りたいと決めたから)折り続けられるようになったね。
 砂場やプールでも、外遊びや体育の時間でも、園外に出かけた時にも、全身を隅々まで様々に動かせることの感動と喜びで溢れています。

 この様に動きのダイナミックな成長変化に限らず、子どもたちのエネルギーは動きを止める事にも向けられています。

 園外保育で目的地を目指して歩く時、道路や踏切を渡る度に立ち止まって安全確認します。  
 前の人についていくだけでは安全を確認したことにはなりません。止まって左右の安全確認をするのは本当にエネルギーのいることです。

 汗だくになりながら夢中で友達同士が遊んでいます。そのような時、廊下の曲がり角で、あるいは、教室の出入り口や階段を降りたところなど、スピードを落として一瞬立ち止まります。そうして止まることにより、絶妙なタイミングで衝突が避けられています。

 止まった時にしているのは、良く見ること、そして、判断する(良い方を選び取る)ことのようです。

 他の場面で・・・
 お父さんやお母さんの手を放したくない人が、ふと、困り顔になっているお父さん・お母さんに気付いて、“ ヤッパリ止めた ”と、手を自分から放している。
 興味本位で辺り構わずどんどん手を出していた人が、ふと、他にも触りたそうにしている人がいることに気付いて手の動きを止めた。

 小さい人たちは日常生活の中で、目立たないけれどもとっても大切な心の働きに沢山のエネルギーを費やしているなと思うのです。
 そう思うと、例えば毎日の自由遊びの片づけをして次の活動に移るという場面一つとって見ても、小さい人たちは自分が選んだ遊びに自分の全てを注ぎ込んでいる筈ですから、それを止める(終了させる)時のエネルギーは如何ほどでしょう?

 やがて小さい人たちが“自分自身の主人となれる”よう、日々のこの様な積み重ねを大切にしていきたいものです。



【今月の予定から】

  3日(日)日曜参観日
    親子で相談して、どのコーナーに行くかを決めたらスタートです。絵の具で表現を楽しむ、ゴムの力で飛ぶロケットを作って遊ぶ、水と砂で開放感を味わう、楽器や替え歌で様々な“音”を楽しむ、金槌とノコギリ等を使っての木工作業。いずれのコーナーも魅力がいっぱい。


 15日(金)夏のふじまつり
    園児とエンジェルクラブの親子が大集合。夕方の幼稚園でゲームコーナーや踊りを楽しみます。
 日暮れが遅い夏の日ですが、暗くなるにつれて提灯の電気が明るく光りだす…普段は味わえない一時を共に過ごします。



 21日(木)〜22日(金)年長児お泊まり会
    いよいよ自分たちの番です!
    年長児にとってドキドキワクワクの一泊二日となる事でしょう(もしかすると、それ以上にドキドキなのは保護者かもしれません)。毎日の生活が自然環境と地域の人々に支えられている事に改めて気付く、豊かな時間となりますように…
     

2011年6月1日(水)0時0分
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               『 時 間 』


 地球上に生まれた私たちは、人生の初めから人生を終える時までを“時間”の中で生きています。
 どの時代にも、どの人にも同じように与えられているはずの“時間”。
 
 様々な発明により、生活が便利になりました。例えば、家事労働。
 私たちの身の回りにはボタン一つで動く電化製品が沢山備わっています。 このように人間の労働力の代わりに機械が働いてくれているので、昔と比べて時間に余裕が生まれてもよさそうなものですが、なぜか、ゆとりの無い日々を暮らしているのが実状です。

 感謝できなかったり、他人のせいにすることが続いたり、ふと気付くと笑顔が少なくなっていたり・・・
 ミヒャエル・エンデ著「モモ」に出てくるような“時間泥棒”に、忙しくしている大人は警戒しなくてはならないと思います。


場面@
A「先生って何歳?」
私「○○君は、何歳に見えるのかな」
A「ん〜とね、35歳かなあ」  
私「(一瞬、申し訳ないような、喜んだ方がいいのか…複雑な心境になる)  ホントは99歳なの」
A「エ〜〜〜!?」
私「・・・(ヤッパリ嘘だと分かったのね)」
A「99歳? うそー。100歳だったら、も〜っと大きいよ」(と言いながら、天井の方に手を高く上げる動作)
 どうやら、A(年中男児)にとって、年齢と身長は比例するはず!なのでした。


場面A
 クッキングコーナーにて。ここは、一人でホットケーキを焼くことが出来るという年長限定の活動の場。
 Bが登園直後大急ぎでコーナーに行くと、そこには活動を始めたばかりの友だちの姿がありました。
 すぐに、順番待ち用の椅子に腰掛けました。他の人から遊びに誘われても頭を横に振っています。
 ある時はホットケーキを作っている友だちの手元をじっと見、また、ある時は椅子の上にしゃがんで室内で遊んでいる友だちに目を向ける。けれども、Bは活動中の友だちを急かす事は決してありません。
 やがて、ホットケーキが焼き上がり、後片付けが始まると、Bは腰を浮かせたまま自分の活動開始に備えています。

 順番を待つこと約30分。
 Bの表情に不満は微塵も感じられず、本当に自分がやりたいことに出合えた充実感でその後の活動はじっくりと大事そうに進められたのでした。


場面B
 初めての場所での事。忘れ物に気付いた母親が2階に戻ろうと階段を駆け上がりながら、踊り場のCに向かって、「待っててね!」と声を掛けました。
 Cは、母親が見えなくなったまま一人じっとしていました。
 
 間もなく母親が戻ってきました。
 何事も無かったかのように、階段を再び下り始めた2歳のCの姿から、母親への信頼感が一人でも待てる心の強さを生んだのではと感じたことでした。

 
 “今”を精一杯生きている小さい人たちは、どのように時間を捉えているのでしょう?
 子ども時代には、大人になると想像もつかないような独特の、魅力的で、豊かな時間が流れていると思います。
 もしかすると、小さい人の生き方から私たちは何か学ぶべきことを見つけられるかもしれません。

 “時間”に追われるのではなく、“時間”の主人として生きたいと思う今日この頃です。


【今月の予定から】

  2日(木)消防署見学
    5月に火災発生時の避難訓練を行った時に消防士さんや消防自動車に触れた園児たちが、今度は消防署を訪問します。どんな出会いが待っているのかな? ドキドキワクワク・・・とっても楽しみです!


 22日(水)苺狩りpart.1
    そろそろ苺の食べごろかな〜?
    園児が『道塚農園』に行って、苺狩りを体験します。赤くて甘い苺を見つけられるか・・・とっても楽しみです!!


 29日(水)虹の広場による“おはなし会”
    藤幼稚園卒園の子どもを持つお母さんのグループによる紙芝居や絵本やパネルシアター等。幼児の健やかな成長を願うお母さんエネルギーで演じて下さいます。

2011年5月1日(日)0時0分
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       『 からだが覚えて実力に 〜筋肉記憶〜 』

 
 新年度が始まって1ヶ月が過ぎようとしています。

 進級児が、玄関で、あるいは、廊下でふと立ち止まったり、苦笑いしながら向き(行き先)を変える場面を目にすることがあります。
 どうやら、まだからだが覚えているようなのです、昨年度一年間馴染んできた靴箱・教室・道具箱やロッカーなどの場所を…。
 
 2歳児が“はめ込みモザイク”を楽しんでいる時のこと。
 はめ込み台にピッタリ入るのがよほど面白いらしく、円柱のコマが入っている容器には目もくれずひたすらコマを取っては入れ、取っては入れの動作を繰り返しています。
 たまたま、机の上の物が落ちそうになっているのに気付いた大人が、そ〜っとコマの入っている容器を机の奥に押しました。
 すると、そこに容器は無いのに、先程までと全く同じ所まで手が伸びて、コマを取ろうとしているのです。(ごめんなさい!)
 そこで、初めて“おやっ?”と目を上げ、そこには容器が無いことを知ったのでした。
 2歳児は気にする風でもなく、容器を見てコマを取り出し、その後もはめ込む動きを続けたのでした。

 
 文字を書けるようになりたい子どもたちに応えようと、言語教育の研修会に参加しました。
 書くことの初めに、サンドペーパーを文字の形に切り抜いたものが貼ってある板(砂文字)を指でなぞる動作が紹介されました。
 指先で、ザラザラの部分のみ触るのです。横→縦→右斜め上からぐる〜っと回すと…「あ」
 ザラザラは“合っているよ”ということ。もし、スベスベを感じたら軌道修正です。

 何度も触っているうちに筆順は筋肉記憶されます。
 そうなると、宙に書くことだって出来る様になります。
 まだ紙に書いた事がなくても、書けるようになるのです。鏡文字にならず、また、書き終えた形のみを重視するのではなくプロセスである筆順をも大切にするのです。
 コツは、繰り返すこと。
 この段階にある子どもたちの間では、「なんて書いたでしょう? 当ててね」というゲームが始まったりします。
 やがて、あまり苦労することなく正しい筆順で文字を書けるようになることでしょう。
 しかも、一度しっかり身についた正しい筆順は、一生ものです。その子どもの財産でもあります。


 筋肉の柔らかい幼児期には、字を書くことに限らず、生活の様々な動作を自分の手をうんと使って何度も何度も繰り返し行えるようにと願っています。
 上手くいかなくてもよいのです。自ら繰り返しやってみようとする時期が、丁度その人が力をつける時期なのですから。
 
 さて、今日も子どもたちの体がムズムズと動きたくてたまらないという声が聞こえてくるようです。
 智恵と工夫と忍耐力を発揮して、子ども達の活動を豊かにしていけたらどんなにかよいでしょう。



【今月の予定から】

  6日(金)母の日参観日
    8日の母の日に因み、お母さんと園児が触れ合い、共に食卓を囲み、園児一人ひとりが心を込めて作った贈り物をお渡しします。喜んでくれるかな〜?


 19日(木)マリア祭
    5月は『マリア様の月』
    みんなのお母様であるマリア様をお花で飾って、いつもいつも一緒に歩んで下さるマリア様に感謝します。


 25日(水)歯科・内科検診
    身体にもしもし?って聴くんだよ
    白衣を見ると、何もされていないのに“ドキッ”としてしまいます。不思議ですね。園児なりの頑張りどころです。

2011年4月6日(水)10時30分
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           『 目に見えないものに目を注ぐ 』


 ご入園、ご進級、おめでとうございます。
 子どもたちも家族の皆様も、新しい1年に期待をもって“はじめの一
歩!”を踏み出したことでしょう。
 
 毎年この時期に幼稚園職員は、数日前まで過ごしていた前年度をリセットし、気持ちも新たにスタートします。
 園と皆様、子ども同士、保護者同士、家族同士…こうして出会えたご縁を大切に、今日からの幼稚園生活を、皆様と共に喜びをもって創り上げてまいりたいと思います。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。


 本園は、倶知安の地でカトリック教育を実践して今年度で57年目。
 私たちは誰でも神様から愛されていること、一人ひとりはかけがえの無い存在であること、だから、金子みすずの詩にもあるように「みんな違って みんないい」と胸を張って言える社会(世界)になれば、今よりもっと笑顔が増えるかもしれないと信じて、日々、幼児教育に力を尽くしています。
 併せて、今年、園舎向かいのカトリック倶知安教会が100周年という節目の年を迎えました。
 これまでを支えて下さった数え切れないほど多くの人々に、心を込めて感謝する一年になりそうです。
 
 
 カトリック教育は、目に見えるものに留まらず、目に見えないものにも価値を見い出します。
 星の王子様が話す場面がありましたね、「大切なものは 目には見えないんだよ」と。
 
 私たちは何かを初めようとする時、“できる”か“できない”かで心配しがちです。
 このように見る時の目は、顔の中にある眼が見ていることなのだそうです。
 出来るか出来ないかは、見ていて判断しやすいからです。
 一方、心の目で見えるのは、“したい”のか“したくない”のか。
 自分の心に素直になるとそれがはっきりしてきます。心の声に耳を傾けると聞こえてくるようです。
 自分がしたいことであれば、もし上手く行かなくても、力を尽くせた事でもたらされる満足感や充実感がその人を満たすことでしょう。
結果だけで判断するのではなく、どのようにその事と向き合っているかに着目するのです。

 小さい人にとって園生活の様々な場面は、沢山の“初めて”で溢れています。
 これからの毎日、様々な事柄に取り組む園児一人ひとりの生きようとする姿勢を、心の目で見る努力を続けて行こうと思っています。




【今月の予定から】

  8日(金)第57回入園式
    進級したお兄さんお姉さんが、新しく仲間入りする人たちを迎えます。


 19日(火)お誕生会
    この日は、4月生まれの人たちを幼稚園の皆でお祝いします。


 24日(日)イースター
    イエス・キリストのご復活を祝うキリスト教最大の祝日です。
 


2011年3月1日(火)0時0分
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      『 子どもたちは“よい耳”をもっている 』


 3月3日は桃の節句(ひなまつり)であると同時に、耳の日でもありますね。
 
子どもの言葉や子ども同士の会話を聞いて、いつの間にこんな言葉を使いこなせるようになったのかしらとビックリした経験をおもちの大人は多いのではないでしょうか?

 そのような時大人は大抵、「教えた覚えは無い」と言います。
 それでも、子どもは言葉を徐々に、あるいは、爆発的に話せるようになっているのが実情でしょう。
 

 ある時は、子どもにはまだ難しくて理解できない筈と思い、子どもの側で大人同士が大人の話をしたとします。分かる筈は無いと思っていても、子どもの中には何かが確実に入ったことでしょう。その証拠に、子ども同士の会話に「○○(家族の誰か)がね〜、××のこと…って言ってたんだよ」とか、ままごと遊びで携帯電話を耳に当てながら大人の誰かにそっくりの口調で話している(しかも、大抵は歩きながら話しているのです)子どもの姿を日常的に見るからです。


 また、教え込まなくても、繰り返すことによっていつの間にか歌えるようになったり、覚えて言えるようになったり、劇遊びで自分のセリフよりも他人のセリフを先に覚えてしまったという事も日常茶飯事ですね。
 

 子どもたちはよい耳で音を聞き取って反復し、自分の言葉にしていくという優れた能力を持っているのですが、時折、聞き間違えたまま使われていることがあります。たとえば、緑色を指して、「みろり」と言っていたり、手紙の中に「…ください。」とするところを「…くらさい。」と書いたり、お祈りの中の「…陥らせず…」が「おしいらせず(押し入らせず?)」に変わっていたり・・・、あるいは、初めての言葉(文章)に出合った時、聞き覚えのある言葉についつい置き換えてしまっていたり・・・。


 このような子どもたちの中には、一旦身についたものを直さなければならない事で苦労している子どももいます。

 子どもたちが大人の声をよい耳で聞き取ろうとし、真似て学習していることを、私たちはもう少し意識した方が良さそうです。例えば、相手が小さい子どもだからと「バシュ(バス)来たよ」とか「くちゅ(くつ)ここに置いてね」などと幼稚語で話しかける事はありませんか?


 正しい発音をよい耳で聞いた子どもは、その音を真似て話そうとすることでしょう。
 もし、不正確な音をそのまま真似て話せるようになった子どもは、いずれ正確な音に直す作業をすることになるでしょう。

 
 子どもたちは大きくなると、それまでにキャッチした沢山の“話し言葉”を“書き言葉”(文字を書く)へと移行していき、記号(ひらがな・カタカナ、他)と音が一致することを知り、より正確に話せたり書いたりできるようになるのでしょう。
 「くらさい。」と書こうとした子どもには、そのように聞こえていたことを受け入れつつ、実は「ください。」が正しい音なのだと気付くチャンスが訪れるよう期待します。
 

 よい耳を持っている子どもたちの“知りたい、学びたい、出来るようになりたい”という内なる大きなエネルギーが、新しい環境の中でも十分発揮されるよう願っています。知らないことや出来ないことを恥じるのでなく、初めの一歩を踏み出そうとすることの大切さを大人は伝え、支えていきたいものですね。


【今月の予定から】

 1日(火)年長親子のための『 卒園感謝の集い 』
  
  もうすぐ卒園…
  さびしい気持ちとうれしい気持ちとがごちゃ混ぜになっている年長さんですが、この日は感謝でいっぱいにする日。
  お母さんに、お父さんに、お友だちに、そして、お世話になった多くの人に心からの「ありがとう!」と「いつまでもお元気で!」を込めて神様にお祈りします。
  その後、親子でお祝いランチ。
  最後は、1年間の沢山の思い出の中からいくつかの場面をピックアップしたスライドショー上映。


24日(木)『 一日入園 』

  年度変わり目のこの時期に、4月に進級する園児と入園する園児とが“コンニチハ、一緒に遊ぼう!”と出会います。
  そうして、お別れの時には“また今度遊ぼう、待ってるネ!”と再会を楽しみにします。

  「子どもの家」である幼稚園が、子どもたちの存在とエネルギーによって生き生きとしていくのが今からとっても楽しみなのです。
  一日入園を通して、子どもと子どもが出会い、互いを名前で呼び合う関係作りをスタートさせられるようにと願いつつ…


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nik6.61